- 2019/08/07
- ダメージケアをする人のほうが髪の毛が痛むという驚きの事実!(3)
- 美容コラム
巷で見かける痛まない○○
今までのお話から髪の毛を綺麗に見せようとすればするほど痛むということは理解していただけたでしょうか?
そもそも最近のカラー剤やパーマ剤の中には質感向上剤が入ってます。
なので美容室で髪を染めたりパーマをした直後はきっと質感は良いと感じる人が多いでしょう。
ですがそれも時間とともに剥がれ落ちていきいつの日かダメージを感じるのです。
手触りを良くする=トリートメントという概念ならばカラーやパーマはトリートメントです。
なので、そのあとトリートメントメニューなんてする必要性なんてないのです。
(お薬に含まれる有害成分除去のトリートメントは例外)
それでも進めてくるような美容師にはきをつけてください。
当然痛まないカラーやあてればあてるほどきれいになるパーマなど存在しません。
それがあれば僕も使います。欲しいです。
サロンで薬剤を使う施術は必ず痛みます。
なので、施術者の技量によって結果が変わるのです。
髪を染めて綺麗に見せるカラーのように、髪の毛を綺麗に見せるトリートメントなのです。
艶とダメージ
みんなの憧れ【ストレートヘア】は髪の表面がつるっとしているので髪の毛が綺麗に面でそろい綺麗に光が反射するため艶が生まれます。
天使の輪って奴ですね。
反対にくせ毛(縮れ毛)は髪の毛がいろんな方向にむいてしまい面にそろいにくいため光が綺麗に反射できない(乱反射)ため艶が生まれにくいのです。
もちろんトリートメントしようが無駄です。
艶はただの光の反射。ダメージと一緒と考えるのはナンセンスなんです。
ストレートアイロンでくせ毛を伸ばしてあげればツヤツヤになります。
CMでサラサラを強調する演出をよく見かけますが必ずストレートヘアですよね?
何故ならそのほうが商品の印象が良いからです。
艶とダメージは別問題なのでお間違いのないように。
もし艶を出すのがトリートメントならば一番優れたトリートメントはストレートアイロン1択です。
まとめ
髪の毛を綺麗にしたいなら正しい知識は必須です。
自分の髪を守れるのは自分と担当美容師だけです。
髪の毛のダメージは髪の毛の体力であり、体力のあるほうが綺麗に見せる施術がしやすいのです。
一度減ってしまった体力は戻せません。限りがあるのです。
カラーやパーマ後のいらないものを髪の毛に残さないようにし、できるだけ早く追い出し必要な分だけ保護してあげる。
こんな毎日が綺麗な髪の毛を作るコツです。
人間楽をしたい生き物で【これを使えば一発で治る】とか【これさえ使えば大丈夫】みたいなキャッチコピーに弱いですよねw
そんな都合のいいものはないことにいいかげん皆さん気づいてないですか?
必要な時に必要な分だけな必要なモノを。
美髪は一日にしてならず。
一人でもダメージで困る人がいなくなりますように・・・
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