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2022/02/22
サロンカラーとホームカラーの違い。
美容コラム
ブログ画像コロナ渦の関係もあり、外出が減っている昨今。ホームカラーを使用される方が増えています。値段もお手頃で「サロンカラーとそんなに変わらないんじゃない?」と思っておられる方も多いはず‥
では実際のところサロンカラーとホームカラーの違いは何なのでしょうか?

違いその1【薬剤の強さ】
○サロンカラーは髪のダメージ具合によって薬剤の塗り分けなど、お客様お一人おひとりの髪の状態に合わせてカラー剤を調合しています。
それに対して、ホームカラーは、剛毛さん、軟毛さん、大ダメージ毛さん、どんな髪質の方が染めてもしっかり染まるように強めの薬剤で染めるため、髪の状態によっては薬剤が強すぎることがあり、パサついたりするなど髪への負担が大きい傾向がある。

違いその2【色素量の多さ】
○ホームカラーは誰が塗ってもムラになりにくいように色素の量がサロンカラーより多く入っています。そのため、
毛先など弱っている髪は色素を吸い込みやすい→そこに色素がたくさん入った薬がのる→毛先が必要以上に色素を吸い込む→気づいたら毛先が真っ黒!になってしまうことが多々あります。

それを美容院で直そうとしても、1度のカラーで綺麗にするには、ブリーチなど色を抜く作業をしないと明るく出来ないのです。

ダメージを減らして明るくするためには、何ヶ月もかけて徐々に色素を抜いていく作業が必要になってしまいます。

違いその3【毛髪に残留する薬剤】
○サロンカラーは揮発性がいいため、アルカリ剤が残留しにくく、ダメージが蓄積しにくい。
ホームカラーはなるべく匂いが出ない仕様になっていたりするのでアルカリが揮発しにくく、髪に残留してしまいやすい。

…なんとなくわかってはいても、薬剤や染め方などさまざまな違いがありますね。

ホームカラーが悪いと言い切れませんが、ホームカラーを続けることにより後からツケが回ることもあります。一生ホームカラーし続けるなら、構いませんが‥

以上、ホームカラーとサロンカラーの違いでした。

 

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