
- 2019/10/04
- 美髪ロングヘアーの育て方|綺麗に伸ばすための9つのポイント
- 髪質改善・ヘアケア
美しいロングヘアーは、多くの女性にとって憧れの存在です。
サラサラでシルクのような質感の髪を綺麗に保ちながら伸ばすには、いくつかのコツが必要です。美容師の立場から、綺麗に伸ばすための方法をお伝えします。

01|自分の髪の体力に合った美容室での適切な施術
生えている髪は死滅細胞のため、一度傷んでしまうと元通りにはなりません。新しく生えてきた髪を100点満点とすると、カラーやパーマはもちろん、シャンプーやブラッシングによっても少しずつダメージが蓄積していきます。自分の髪の状態に合った薬剤の選定や施術方法、ホームケアを誤ると、ダメージは一気に進みやすくなります。
とはいえ、おしゃれは楽しみたいものです。例えばカラーであれば、毎回全体を染めなくても、リタッチ(根元だけ染める)をうまく使うなど、ダメージを進行させにくい施術を選んでくれる美容師に相談すると良いでしょう。
02|無理のないブラッシングやタオルドライ
髪は一度傷つくと元通りにはなりません。特に濡れている状態では強度が弱くなるため、お風呂上がりのブラッシングはできるだけ粗目のくしで優しくとかし、タオルドライも髪同士をこすり合わせないよう、吸水性の高いタオルで優しく押さえるように拭いてください。
とかさずに乾かすと、絡まりやすくなり摩擦でダメージが起こりやすくなるほか、まとまりも悪くなります。自然に髪が落ちる方向に優しくとかしてから乾かすだけでも、仕上がりが変わってきます。
03|ドライヤーでしっかりと乾かす習慣をつける
髪が濡れている状態はキューティクルが開き、ダメージを受けやすい状態です。できる限り濡れている時間を短くすることが、髪への負担を減らすことにつながります。
お風呂上がりにすぐ乾かすことを1か月続けて習慣にできれば、乾かすことが当たり前になっていきます。まずは1か月、続けてみてください。習慣は、だいたい1か月ほど続けることで身についていくと言われています。

04|アイロンの温度設定
最近はコテやアイロンでスタイリングする方が多いと思います。使用頻度の高い方は注意が必要です。髪は乾くと熱への耐性が高くなるので、しっかり乾かしてから使用するようにしましょう。
高い温度のほうが形はつきやすいため、高温で使う方も多いようですが、髪への負担を考えるとおすすめできません。150℃もあれば、正しく使えばきれいに形はつきます。髪から水分が飛ぶような音がする場合は、温度が高すぎるサインです。

05|美容室でのトリートメント
一度傷んだ髪は治りませんが、扱いやすく整えることはできます。それがトリートメントの役割です。美容室でのトリートメントは、傷んだ髪の内部を栄養成分で補い、キューティクルに近い保護膜をつくります。手触りや質感は良くなりますが、内部が元通りに治ったわけではありません。
特にカラーやパーマなど薬剤を使ったあとは、ダメージや白髪の原因となる残留物質が残っています。それを閉じ込めてしまうとダメージが進みやすくなるため、しっかり除去したうえでのトリートメントをおすすめします。

06|ホームケアシャンプーとトリートメントの必要性
美髪づくりは美容室だけでは完結しません。毎日のホームケアによっても結果は左右されます。シャンプーは洗うことが目的ですが、製品によって洗浄力は大きく異なります。
比較的安価な市販シャンプーには、髪や頭皮への負担が大きいものも少なくありません。毎日使うものだからこそ、こだわりたいところです。美容室でトリートメントをしても、洗浄力の強すぎるシャンプーを使い続けると、質感が落ちるのは早くなります。XANADUのオリジナルシャンプー「エウレカ」は、こうした負担を抑えたい方に向けてつくったシャンプーです。
自分の髪の状態に合わせたシャンプー選びに迷ったら、信頼できる美容師に相談してみてください。
髪のダメージ自体は治せないため、トリートメントは外から内部に足りない栄養成分を補い、保護する役割を担います。もともと髪の中にあった成分ではないため、シャンプーのたびに少しずつ抜け出ていきやすいのが特徴です。
トリートメントも、与えれば与えるほど良いというわけではありません。足りない分を補うことが大切で、必要以上に与えすぎると髪が重たくなったり、扱いにくくなることもあります。
シャンプーやトリートメントに、誰にでも合う万能なものはありません。目的に合わせて特性を理解し、使いこなすことが美髪への近道です。
07|アウトバストリートメント(流さないトリートメント)の必要性
傷んだ髪は絡まりやすく、摩擦が起こりやすいため、滑りを良くしておく必要があります。爪にひびが入ると、日常生活の中でどんどん広がっていくのと同じで(爪と髪はほぼ同じ成分でできています)、髪の表面のキューティクルもめくれ上がると引っかかりやすくなり、はがれやすくなっていきます。
滑りを良くすることが、キューティクルを守ることにつながります。使いすぎると髪が重たくなることもあるので、髪の状態を見ながら上手に付き合っていきましょう。

08|定期的なカットは必要か
髪は1か月に約1センチ、根元から伸びていきます。毛先に近いほどダメージが蓄積していくため、毛先のダメージレベルが高くなるのは自然なことです。
正しく手入れをしてきた毛先と、そうでない毛先とでは、仕上がりが大きく変わってきます。ダメージの大きい毛先は、残しておいても美しく見えにくいものです。ハサミを入れないほうが早く伸びるのは確かですが、傷んだ毛先はそのままでは元に戻らないため、切ってリセットするほうが、美しいロングヘアへの近道になります。
09|番外編:ダメージとツヤの関係
最後にもうひとつ。髪のツヤは、光が髪の表面に反射したものです。キューティクルが整っている健康な髪ほど、きれいに反射します。
くせ毛の方は、髪の毛の1本1本がねじれていたり曲がっていたりして、そもそも光が反射しにくい構造をしています。ストレートアイロンで整えるとツヤは出ますが、毎日アイロンを使うより、髪質に合わせた縮毛矯正のほうが、髪への負担は少なくなります。
ダメージになるようなことをしていないのに髪にツヤが出ないという方は、くせが原因かもしれません。
まとめ
髪のダメージは元に戻せないため、いかにダメージを与えずに綺麗に伸ばしていくかが大切です。髪は肌と違って死滅細胞なので、日々の扱い方が少しずつ結果に表れていきます。スキンケアと同じように、髪にも適切なケアを続けていくことが、綺麗な髪への近道です。
参考にしていただき、綺麗でツヤのあるロングヘアを目指していただければ幸いです。

ダメージ、生えグセ、髪のクセ、なりたいヘアスタイルなど、お悩みがあれば、LINEでもご相談いただけます。気になる箇所の写真を送っていただければ、より具体的なアドバイスも可能です。お気軽にご連絡ください。
■ このブログを書いた人
NAOYA(キタウラナオヤ)
Xanadu(ザナドゥ)オーナースタイリスト
美容師歴20年以上。滋賀県草津市にて、完全マンツーマンのプライベートサロンを営んでいます。
東洋医学の経穴理論をベースにしたヘッドスパと、骨格・髪質に合わせた似合わせカットを得意としています。
Google口コミ平均評価4.9。頭皮と髪、そして心のケアを、一人ひとりに丁寧に届けることを大切にしています。


