自分に白髪が生えているのを見るだけでげんなりしますよね。

老けて見えてしまったり疲れて見えてしまったり印象が大きく変わります。

そのため思わず【ブチッ】と抜きたくなる人が多いでしょう。

果たして本当に白髪を抜くのはNGなのでしょうか?はたまたどんどん抜いた方が良いのでしょうか?

 

なんで白髪になるの?

 

髪の毛は細胞でできており血液から栄養をもらって伸びていきます。元々髪は白色です。新しく生えてくるときに毛根内にあるメラノサイトという部分がメラニン色素という色を付けるので日本人は黒髪になると言われています。メラノサイトが何らかの理由で働かなくなるとメラニン色素がなく白髪として生えていきます。

 

何らかの原因ってどんなの?

 

血行不良

血液には栄養を運ぶ働きがあり血液の循環が滞ると栄養が毛根まで届きにくくなります。頭皮を動かしてみてください。柔らかく動く人は血液の循環は良好ですが硬さを感じる人は注意が必要です。頭皮と頭蓋骨の間に血液は通っており、硬い人は血液が通りにくくなっています。もちろん【血液が通りにくくなる】=【栄養が行き届きにくくなる】ため健康な髪は生えにくくなり、当然メラノサイトにも影響があってもおかしくありません。だから頭皮は柔らかく保つ方が良いのですね。

 

睡眠する時間や質

新しい細胞が作られるのは睡眠時。メラノサイトの活動も活発になります。そのため生活が乱れ、睡眠時間や睡眠の質が悪くなると新しい細胞が作られにくくなり白髪になりやすいと言われます。何事にも睡眠は大切ですね。

 

食事による栄養補給

血行が良くてもそもそも栄養が足りなければ意味がありませんね。メラノサイトを活発に働かせる栄養素は良質なタンパク質を含む豆類、およびミネラルが豊富な海藻類が効果的。体の中からのアプローチはすぐには効果は出にくいですが毎日意識的に栄養を取ることにより、髪の毛はもちろん、体全体の健康や美容につながります。急激な無理なダイエットも髪への影響もありますので食事の栄養バランスには気を付けましょう。

 

遺伝子的な要因や年齢

医学的に完全に証明されてはいませんが、統計情報として白髪と遺伝の因果関係の高さは示されており遺伝はやはり関係があると考えられます。人間の全ての細胞は老化により活動が低下するため、メラノサイトも例外ではありません。年齢とともに成長ホルモンの分泌量もすくなくなるため白髪の発生する確率は高くなります。こればっかりは残念ながらしかたないですね。

 

ストレス

ストレスは健康に過ごすためにはすくないほうが良いのは当然ですね。人はストレスがかかると活性酸素が発生しやすくなります。この活性酸素が色素を注入するメラノサイトを攻撃し破壊するため白髪になりやすいと言われています。髪にかかわらずストレスは極力感じづ生きていきたいものですね。

 

過酸化水素の蓄積

活性酸素の一つが過酸化水素です。カラー剤の2剤の主成分になります。日常生活においてもコーヒー・紅茶・ウーロン茶の過剰摂取により体内で発生しやすくなったり、歯磨き粉・脱色剤・コンタクト洗浄剤・その他清掃用品や漂白剤などにも含まれることが多いです。特に美髪育成美容師としてはカラー直後の残留する過酸化水素には気を付けています。僕のお店では過酸化水素を分解、除去してくれる酵素のカタラーゼを使い抹消しでいます。

XANADU~大人の休息地~

 

喫煙

たばこはメラノサイトの活動を活発にさせるビタミンB12を壊し、活性酸素を分解するビタミンCまでも壊すため白髪のリスクは高くなります。アメリカのサイエンス誌によりますと喫煙者は4倍以上白髪の発生率が高くなると発表しています。

 

その他の要因

ご紹介したほかにもたくさん白髪になる要因は数え上げればきりがありません。紫外線・妊娠出産・病気など様々です。

 

白髪は抜くと増えるって本当?

 

巷でよく耳にする【白髪は抜くと増えるのか?】一度は聞いたことがあるでしょう。答えから言うとNOです。

これはカラーバス効果と言い朝のテレビでの占いなどで今日のラッキーカラーは赤です!と言われるとその色が目につきやすくなるといわれます。これと同じで白髪を意識し始めた時点で以前よりも目につきやすくなります。そのため増えたような気がするのです。

では気になった白髪は抜いても問題ないのでしょうか?

美髪育成美容師の答えとしては、絶対に抜かないほうが良いです。

何故なら白髪を抜くことにより様々なリスクが伴います。

 

頭皮の炎症の恐れ

白髪を抜くことにより頭皮が刺激を受け炎症をおこす可能性があります。炎症を起こすと健康に髪が生えてこなくなるリスクも高まります。また1本抜いただけでもその周りの毛穴にも影響があり最悪の場合円形脱毛症を引き起こす場合もありますのでご注意を!

 

抜毛症

白髪を抜かずにはいられなくなる抜毛症という精神疾患を引き起こす可能性もあります。抜毛症とは白髪やアホ毛などの髪のコンプレックスに対して抜くことによって一時的に気持ちが軽くなり、安心感が得られます。これが習慣的になり抜かずにはいられなくなります。一種の自傷行為なので気を付けた方がよいでしょう。

 

白髪に対しての正しい対策とは?

 

これまでの事実を知るとどうすりゃいいのとなりますね。

では美髪育成美容師としておすすめする方法は5つ

 

白髪をできるだけ根本近くから切る

比較的白髪の本数の少ない方限定になりますが表面に飛び出してこないように根本近くから切ってしまいましょう。髪質にもよりますがまめに切らないと少し伸びた短い髪は立ちやすくなりますのでご注意くださいね。

 

ヘアーカラーで染める

白髪の比率が5パーセントを超えるとかなり目立つのでヘアカラーをおすすめします。

ヘアカラーを使用すれば自分好みの髪色に染めるコトができおしゃれやデザインを楽しめます。しかし、頭皮や髪にダメージを与えるのも事実なので正しい施術やアフターケアを提案してくれる美容師さんにお願いするとよいでしょう。

 

ヘアマニュキアやヘナで染める

髪のダメージを優先されて考えられる方はヘアマニュキアやヘナのご使用をおすすめします。メリットとして髪や頭皮に対するダメージはヘアカラーに比べ少なく白髪が隠せます。しかし髪を明るくすることはできないので色味には制限があります。特にヘナは天然の草なので白髪はオレンジ色にしかなりません。もしそのほかの色に染まるというヘナがあれば絶対にヘナ100%ではありませんのでご注意くださいね。

 

出かけるときだけごまかす

これもあまり白髪が多いとおすすめできませんがシャンプーをすれば落ちるマスカラタイプのものやスプレータイプの一時染毛剤と言われるものもあります。1つあると急に出かけるときには便利ですね。

 

カラーシャンプーやトリートメント

こちらも白髪がまだ少なく、白髪さえ隠れれば良い人には、毎回使っているうちに少しずつ染まっていくカラーシャンプーやトリートメントがあります。染毛力はあまり強くないので重ねて使っていかなければ染まっていきません。もし今後ヘアカラーをするときには邪魔をして染まらなくなるものもありますのでご使用の前に信用される美容師さんにご相談されるとよいでしょう。



 

まとめ

白髪は抜くと増えはしませんがトラブルの原因になっちゃうんですね。

美しいデザインを創るには美しい髪(素材)が必要です。美髪育成美容師としては白髪を抜くことはおすすめしません!!!

年齢を重ねるごとに髪の悩みは尽きませんがしっかり対策すれば白髪があっても素敵な美髪にはなれますよ。

今日も素敵な美髪ライフになりますように・・・







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キタウラ ナオヤ

キタウラ ナオヤ

名前:キタウラ ナオヤ  職業:ヘアデザイナー&美髪プロデューサー【歴】17年 県内3店舗勤務後、2012年4月滋賀県草津市に XANADUをオープン。 美を通してゲストを輝かせ幸せにすることを使命としている。 白髪、薄毛、細毛などのお悩みを解消するため自身の研究や経験を活かし本当の美しさを提供したいという思いと心休まるリラックスできる場所を提供するためXANADUを設立。 ヘアーデザイナーとしてゲストの願望や素材にしっかり耳を傾け 《らしさ》を創ることを大切にしている。 特に独自のヘアケア理論、頭皮ケア、美髪育成技術に定評があり豊富な技術と経験で艶髪トリートメント、炭酸クレンジング、アルカリカラー、オリジナルヘッドスパ、ヘアマニュキア、塩基性カラートリートメントなど多様な薬剤を研究し使いこなし素敵なヘアデザインで地元、滋賀、草津でゲストを自分らしく輝けるように素敵なデザインを発信している!!!あなた史上最高の美しさをご提供します。