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2020/02/13
なぜ髪は生えているのか?美容師が教える髪の役割と正しい向き合い方
髪質改善・ヘアケア
きれいな髪をつくるためには、まず、髪そのものを知ることが大切だ。

髪が、何のために生えているのか。どのようなものなのか。正しく知ったうえで扱うことが、美髪への近道になる。今回は、髪について、あらためて知っておきたいことを紹介したい。


なぜ髪が生えるのか
脳を守る
体全体をコントロールする、大切な脳。髪は、外部からの衝撃をやわらげるクッションのような役割で、脳を守っている。

紫外線から守る
紫外線は、細胞にダメージを与えることが知られている。髪は、肌以上に紫外線を受けやすい部位でありながら、頭皮や、その下にある脳を守る役割も担っている。

排泄の役割
人は、日々の生活や食事の中で、微量の化学物質や金属類を体に取り込んでいる。それらは、汗や尿だけでなく、髪からも排出されることが知られている。水銀やヒ素、カドミウムといった物質が、髪を通じて体外に出ていくことも、その一例だ。髪を使った検査が、体内に取り込んだ物質を調べる手段として使われることもある。

髪は、死んでいる細胞
髪は、爪と同じように、細胞としてはすでに死んでいる。爪が割れると元には戻らないように、髪も、一度傷んだ状態を元通りにすることはできない。

毛根で生まれた髪は、私たちの目に触れる形になった時点で、栄養を吸収する機能を持たない死滅細胞になっている。生まれた瞬間を100点とすると、そこから減っていくことしかできない。生まれてから時間の経っている毛先のほうが、根元よりダメージを感じやすいのは、このためだ。


髪にできること、できないこと
髪を美しく保つには、「髪は死んだ細胞である」という前提に立ったケアが大切だ。日々の扱い方やサロンでの施術によって変わるのは、傷みが進むスピードだけだ。

傷みを最小限に抑え、髪の体力を保つことで、カラーやパーマといったデザインも、より楽しみやすくなる。体力の少なくなった髪は、カラーの色持ちが悪くなったり、パーマが取れやすくなったりすることがある。

髪にできる本当のケアとは、傷みが進むスピードを、できるだけ抑える「予防」だ。髪にできないのは、すでに傷んだ部分を「元通りにする」ことだ。この違いを知っておくことが、髪と長く付き合ううえでの土台になる。


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■ このブログを書いた人
NAOYA(キタウラナオヤ)
Xanadu(ザナドゥ)オーナースタイリスト

美容師歴25年。滋賀県草津市にて、完全マンツーマンのプライベートサロンを営んでいます。
東洋医学の経穴理論をベースにしたヘッドスパと、骨格・髪質に合わせた似合わせカットを得意としています。
Google口コミ平均評価4.9。頭皮と髪、そして心のケアを、一人ひとりに丁寧に届けることを大切にしています。

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