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2020/02/07
髪と肌はなぜ違って見える?ケラチンの仕組みと正しいシャンプーの選び方
髪質改善・ヘアケア
髪と肌は一見まったく違うものに見えるが、実は同じ「ケラチン」という20種のアミノ酸からできたタンパク質でできている。

見た目が大きく違うのは、髪は「硬ケラチン」、肌は「軟ケラチン」という、同じ成分の違うかたちだからだ。


髪が生まれる仕組み
毛穴の周りの細胞が変化することで、毛乳頭が生まれる。その毛乳頭のまわりで細胞分裂を繰り返し、髪へと姿を変えていくのが毛母細胞だ。

毛乳頭は、皮下組織の毛細血管とつながっていて、血液から髪に必要な栄養を受け取り、毛母細胞に「髪をつくって」と指示を出す。毛母細胞が細胞分裂を繰り返すことで、新しい髪が生まれていく。

髪になった時点で細胞分裂は終わるため、髪そのものは死んだ細胞になる。肌で言えば、角質にあたる部分だ。肌は古くなると垢としてはがれ落ち、新しく生まれ変わるが、髪はターンオーバーしない。だからこそ、肌以上に、外側からのダメージケアが大切になる。

なお、肌が柔らかい軟ケラチンなのに対し、髪が硬い硬ケラチンでできているのは、大切な脳を守るためとも言われている。

健康な髪を育てるために、毛乳頭にしっかり栄養を届けることが欠かせない。食事の栄養バランス、睡眠の質、ストレスをためすぎないこと、血流を促すマッサージ。どれも、髪の土台をつくる大切な習慣だ。

加齢と髪の関係
加齢とともに肌のうるおいやハリが低下するように、髪にも変化が起こる。年齢とともに水分量が減り、ハリやコシも少しずつ失われていく。

頭皮がたるみ始めると、顔と一枚の皮でつながっているため、フェイスラインにも影響する。頭皮がたるむと、毛穴も少しずつゆがんでいく。髪のくせは毛穴の形と関係しているため、年齢とともに、それまで感じなかったうねりが出てくることもある。

ある程度の変化は自然なものだが、正しいシャンプーの習慣や頭皮マッサージで、負担を軽くすることはできる。


正しいシャンプーの選び方
頭皮に熱すぎるお湯は避けたい。頭皮は、うるおいを保つために天然のオイルである皮脂を分泌している。必要な皮脂を守るためにも、38〜40度程度のお湯でしっかりすすぐことをおすすめする。

市販されているシャンプーには、洗浄力が高いぶん頭皮への刺激も強い「高級アルコール系」の成分が使われていることが多い。うるおいに必要な皮脂まで洗い流してしまい、頭皮環境が乱れやすくなる。

とくに注意したい成分が、ラウリル硫酸・ラウレス硫酸だ。コストを抑えられるため、市販シャンプーの主成分としてよく使われている。一度、ご自身のシャンプーの成分表示を確認してみるとよい。

肌や髪に近いアミノ酸を主成分とするシャンプーは、洗浄力がマイルドで、頭皮への負担も少ない。

正しいシャンプーのやり方
シャンプーの原液を、直接頭皮につけるのは避けたい。手のひらでしっかり泡立て、頭皮と髪全体に行き渡らせるように泡パックし、強くこすらず、下から上へ円を描くようにマッサージする。血流も促され、汚れもきれいに落ちる。泡が汚れを浮かせてくれるので、ゴシゴシ強くこする必要はない。

手順は、次のとおりだ。

① ブラッシングで、汚れを浮かせておく
② 38〜40度程度のお湯で、3分ほどしっかり流す(これだけで、汚れの約7割が落ちる)
③ 洗浄力のやさしいシャンプーを、手のひらで十分に泡立てて、頭皮と髪になじませる
④ 2分ほど泡パックしながら、頭皮を引き上げるようにマッサージする
⑤ 泡が残らないよう、38〜40度程度のお湯で3分ほど十分に流す


毎日のシャンプーの積み重ねが、髪と頭皮の状態を大きく左右する。同じ洗うなら、頭皮と髪を健やかに育てながら、ヘアデザインを長く楽しめる洗い方を選びたい。

大切な頭皮と髪を毎日洗うものだからこそ、素材にこだわりたい。そんな方には、上質な素材でつくったオリジナルシャンプー「エウレカ」もおすすめしている(3,300円、月20本限定・店頭販売)。

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■ このブログを書いた人
NAOYA(キタウラナオヤ)
Xanadu(ザナドゥ)オーナースタイリスト

美容師歴25年。滋賀県草津市にて、完全マンツーマンのプライベートサロンを営んでいます。
東洋医学の経穴理論をベースにしたヘッドスパと、骨格・髪質に合わせた似合わせカットを得意としています。
Google口コミ平均評価4.9。頭皮と髪、そして心のケアを、一人ひとりに丁寧に届けることを大切にしています。

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